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カーニバルに出かけよう!

by admin, le 4 fév 2016

バンシュのカーニバル www.carnavaldebinche.be
バンシュ(Binche)・エノー州
2月7、8、9日

ベルギーを代表するカーニバルは、2003年ユネスコ無形文化遺産に指定されたバンシュのカーニバルです。インカ帝国の服装をした踊り手たちジルの起源は、16世紀に遡ります。この地方を統治していたハンガリーのマリーが、兄のカール5世とその息子スペイン王フェリペ2世のために宴を催した時に登場した踊り手でした。
最終日の火曜日(マルディ・グラ)の見物は、1m近い大きなダチョウの羽飾りのついた帽子をかぶり、木靴を踏み鳴らしながら踊り歩く道化師ジルたちです。ジルたちは、この日のみダチョウの帽子をかぶります。そして、15時から交差点Battigniesを出発して、Avenue Charles Deliègeを通り、グランプラスに向うパレードが始まります。行進しながらクライマックスのオレンジ投げを行います。この時、オレンジが窓ガラスに当たって割れないよう、通りの雨戸を閉めてしまう店もあるようです。21時30分に花火が上がって、この街最大のお祭りカーニバルは終了します。
このジルたちは、5年以上バンシュに住む家庭の男性です。彼らにとってとても名誉なこのカーニバルの用意は、マルディグラの6週間前のパレードの練習から始まります。街を挙げてのカーニバル、盛り上がるのも当然ですね。
当日、車でのバンシュ
乗り入れはできません。近くの街から電車に乗るか、お住まいの地域から公共交通機関でお出かけください。

クワーメのカーニバル www.malmedy.be/fr/Tourisme/folklore-et-carnaval/le-carnaval/programme-2016.html
マルメディ(Malmedy)・リエージュ州
2月6、7、8、9日
教会から排斥された異教徒の儀式のなごりであるクワーメ(Cwarmê)のカーニバルの解説、歌などは、すべてワロン語で行われます。6日(土)12時、太った警官の開会宣言から始まり、16時15分帽子を振りながら踊るHaguèteと呼ばれるカーニヴァルの主役たちのパレードへと続きます。

アールストのカーニバル www.aalst.be/carnaval
アールスト(Aalst)・東フランダース州
2月7、8、9日
ベルギーで最大規模のカーニバルの1つで、70ものグループが仮装してパレードに参加します。最終日の15時に女性が男装に、男性が女装に扮してパレードを行います。

ブランムーシのカーニヴァル www.laetare-stavelot.be
スタブロ(Stavelot)・リエージュ州
3月5、6、7日
ワロン語で白装束の意味のブランムーシは、1502年に修道士が、お祭り騒ぎに参加することを禁止し、庶民がそれをやゆしたことから始まりました。修道士を象徴する頭巾つきの純白の衣装と真っ赤な長い鼻のマスクを身にまとい、膨らませた豚の膀胱、紙吹雪などで観客を驚かします。