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飲んでから知るか? 知ってから飲むか? 「ベルギービール大全<新>」刊行

by admin2, le 30 nov 2011
ベルギービール大全<新>書影 site

ベルギーと言えばビール。ベルギーには、1000種とも言われるビールがあるそうです。そのビールのうち日本で手に入るビールを中心に、ビールを詳しく解説した三輪一記、石黒謙吾両著による「ベルギービール大全」の改訂版が出ました。

ビールの特徴、味の違いや適温などわかりやく解説したこの本を読んで、ビール通の方だけでなく初心者から上級者までがビールに詳しくになって、さらに美味しくベルギービールを味わえることでしょう。

 

 

 

 

 

 

『ベルギービール大全<新>』刊行のごあいさつ

前回の『ベルギービール大全』から丸5年が経ちました。この5年の間にベルギービールの輸入量は約1・3倍に、さらに10年で見ると、約2.9倍にも増えました。

昨年9月には、東京の六本木ヒルズアリーナで「ベルギービールウィークエンド東京」が初開催。会場には3日間でのべ1万5,000人もの人たちが訪れ、ベルギービールファンだけでなく、今までベルギービールのことを知らなかった多くの方に知っていただく最高の機会となりました。

その「ベルギービールウィークエンド」も東京だけにとどまらず、今年は大阪でも開催され、予想を大幅に上回る来場者があり大盛況。この動きは東京、大阪だけでなく、今後、他の都市にも広がっていきそうな勢いです。このような状況は10年前には想像もできませんでした。

そうした間にも新たな輸入元が参入し、銘柄も増え、前回の『ベルギービール大全』の内容もだんだん現状とそぐわなくなってきていた中、いつかは次を、と共著者の石黒さんと話していたのですが、このたび相当数の銘柄の入れ替えを行い、結果として前回よりも17銘柄多い163銘柄を網羅した改訂版を出すことになりました。

今回も、共著者の石黒謙吾さん、アスペクトの小村琢磨さん、編集の井上健太郎さん、写真の森隆志さん、デザインの川名潤さんのおかげで素晴らしい本ができあがったと思います。

ベルギービール愛好家の方には見るだけでも楽しめる手軽なガイドブックとして、また、飲んだことのない方には、これから知るであろうベルギービールのすばらしい世界への入門の手引きとして、気軽に読んでいただければ幸いです。

2011年11月15日 三輪一記

本の解説はこちら