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3月のカーニバル

by admin, le 15 fév 2016

2月のカーニバルは、雨や強風でキャンセルになったり、規模が縮小されてしまいました。3月もカーニバルは続きます。太陽を期待して、春直前のカーニバルに出かけて見ましょう。

「死んだねずみの舞踏会~オステンド (Oostende) 西フランドル州
3月5日(土)20h 入場料:€30
今年のテーマGreat Gatsby
www.kursaaloostende.be/events/detail/478/1288
チケット購入
www.sherpa.be/enUS/Festivals/Music/Bal-Rat-Mort-2016
100年以上の歴史あるこのカーニヴァルの由来は、19世紀後半に町の慈善団体が、パリのモンマルトルにあるキャバレー« Le Rat Mort»(死んだネズミ)の名を取った舞踏会を始めたことによります。その時の演出は、画家のジェームズ・アンソール(James ENSOR)でした。1世紀以上の伝統を持つこの舞踏会の目玉は、「ネズミ」。その年のテーマにちなんで仮装した人が毎年2000人近く集まり、踊り明かします。イギリスからの参加者もあります。仮装審査があり盛り上がり、朝4時まで祭りが続きます。

 

ブランムーシのカーニヴァル ~スタブロ(Stavelot)リエージュ州
www.laetare-stavelot.be
3月5日(土)、6日(日)、7日(月)
ワロン語で白装束の意味のブランムーシは、1502年に修道士が、お祭り騒ぎに参加することを禁止し、庶民がそれをやゆしたことから始まりました。修道士を象徴する頭巾つきの純白の衣装と真っ赤な長い鼻のマスクを身にまとい、膨らませた豚の膀胱、紙吹雪などで観客を驚かします。

 

シネルのカーニヴァル ~フォス・ラ・ヴィル(Fosses‐La‐ville) ナミュール州 
www.belgique-tourisme.be/informations/evenements-fosses-la-ville-carnaval-des-chinels-de-fosses-la-ville/fr/E/19445.html
36日(日)7日(月)
1700年以来のカーニヴァルの人気者は、道化師シネルです。この語源はイタリアの喜劇、道化師ポリチネッリに由来します。二角帽を被り、胸と背中に鈴を付け、こぶのある衣装を着て踊り歩きます。
メインは、日曜日14時Rue d’Orbeyから出発する仮装パレード。

熊のカーニヴァル ~アンデンヌ(Andenne) ナミュール州 
www.andenne.be/loisirs/festivites/carnaval-des-ours
36()
8世紀のはじめ9歳のシャルル・マルテル少年が恐ろしい熊を退治した伝説から、熊がこの街のシンボルになった。
1954年に、カーニヴァルのマスコットにも採用される。マルテル少年の巨像や山車とともに10数頭の熊の仮装が行進する。お楽しみは幸運を運ぶ「熊投げ」。祭りの王子と王女が市庁舎のバルコニーから、ぬいぐるみの熊を投げる。
14h:パレード
18h Place des Tilleuls:熊投げ

写真:Andenne-Carnaval Des Ours_(c)OPT-Jean-Luc Flemal