カーニヴァル 2013
カーニヴァルの季節です。まだ雪が残って寒いですが、寒い冬を吹き飛ばすカーニヴァルに参加して、春を迎えましょう。
地元でもカーニヴァルのパレードは開催されます。場所によっては、すごい人になります。特に小さいお子様にはお気をつけください。
「クワーメのカーニヴァル」 2/9(土)~12(火)
マルメディ(Malmedy – リエージュ州)
www.malmedy.be/fr/Tourisme/folklore-et-carnaval/le-carnaval/programme-2013.html
クワーメ(Cwarmê)は教会から排斥された異教徒の儀式のなごり。カーニヴァルの解説、歌などはすべてワロン語で進行される。
土曜10h:「太った警官」の開会宣言。Haguèteと呼ばれるカーニヴァルの主役たちが帽子を振りながら踊るパレードへと続く。
日曜13h:メインパレード開始。参加条件、登録なし。誰もが仮装してパレードに参加できる。
月曜11h:芸道人のパレード。14h、16h30にお芝居。
火曜19h:Place Albert 1er:Haguèteの人形が燃やされ、カーニヴァルと冬の終わりを告げる。
「アールストのカーニヴァル」 2/10(日)~12(火)
アールスト(Aalst – 東フランダース州 )
www.aalst.be/carnaval
70ものグループが仮装してパレードに参加する、ベルギーで最大規模のカーニヴァルの1つ。
日曜13h:メインの巨人たちのパレード
月曜14h Grote Markt:パレード
14h30:市庁舎からのたまねぎ投げ
火曜15h Grote Markt:女性が男装、男性が女装してパレード。21h:カーニバルの主役の人形を燃やす。
「バンシュのカーニヴァル」 2/10(日)~12(火)
バンシュ(Binche - エノー州)
www.carnavaldebinche.be
16世紀この地方を統治していたハンガリーのマリーが兄のカール5世とその息子であるスペイン王フェリペ2世のために宴を催した。その宴に登場した、当時征服したインカ帝国の服装をした踊り手たちがジルの起源。2003年、「ユネスコ無形文化遺産」に指定されたヨーロッパで最も有名なか カーニヴァル。
火曜:道化師ジルの登場が見もの。1m近い大きなダチョウの羽飾りのついた帽子をかぶり、木靴を踏み鳴らしながら踊り歩く。
15h:クライマックスのオレンジ投げ。
「ブランムーシのカーニヴァル」 2/10(日)~11(月)
スタブロ(Stavelot - リエージュ州)
www.laetare-stavelot.be
ブランムーシ(ワロン語で白装束の意)は1502年、当時の修道長が修道士に世俗のお祭り騒ぎに参加することを禁止し、庶民がそれを揶揄(やゆ)したことから始まった。修道士を象徴する頭巾つきの純白の衣装と真っ赤な長い鼻のマスクを身にまとい、膨らませた豚の膀胱、紙吹雪などで観客を驚かす。
日曜14h:メインパレード、21h:花火
「死んだねずみの舞踏会」 3/2(土)22h
オステンド(Oostende – 西フランダース州)
www.ratmort.be/bal-rat-mort-2013
100年以上の歴史あるこのカーニヴァルには、毎年2000人に及ぶ人々がその年のテーマにちなんで仮装し、踊り明かす。
参加者は、対岸のイギリスからもはるばる海を越えてやってくる。仮装審査あり。
テーマ:マハラジャ
Kursaal Oostendeにて €25~30
「シネルのカーニヴァル」 3/10(日)
フォス・ラ・ヴィル(Fosses‐La‐ville – ナミュール州 )
www.fosses-la-ville.be/spip.php?article26
道化師シネルは1700年以来のカーニヴァルの人気者。この語源は、イタリアの喜劇の道化師ポリチネッリに由来する。二角帽を被り、胸と背中に鈴を付け、こぶのある衣装を着て踊る。
日曜14h:メインパレード rue d’Orbey
「熊のカーニヴァル」 Grand carnaval des Ours 3/10(日)
アンデンヌ(Andenne – ナミュール州 )
www.andenne.be/?page_id=349
8世紀のはじめ9歳のシャルル・マルテル少年が恐ろしい熊を退治した伝説から、熊がこの街のシンボルになった。
1954年に、カーニヴァルのマスコットにも採用される。マルテル少年の巨像や山車とともに10数頭の熊の仮装が行進する。お楽しみは幸運を運ぶ「熊投げ」。祭りの王子と王女が市庁舎のバルコニーから、ぬいぐるみの熊を投げる。
14h:パレード
18h Place des Tilleuls:熊投げ
(c)OPT-Jean-LucFlema