♪Jakob Lenz 「ヤーコブ・レンツ (狂ってゆくレンツ)」
作曲:W. Rihm(リーム1952~)
配役
レンツ:G. Nigl
牧師オベルリン:H. Waddington
友人カウフマン:J. Graham-Hall
6人の声(ソプラノ2、アルト2、バス2)
楽器編成:オーボエ2、バスクラリネット、ファゴット、トランペット、トロンボーン、チェロ3、チェンバロ、打楽器
内容:ベルク作曲のオペラ「ヴォチェック」の原作者G. ビューヒナーの短編小説「Lenz」をもとに、現代ドイツ作曲家のRihmが、25才の時に作曲した室内オペラ。題名のJakob Lenzは実在した詩人(1751~1792)で、ゲーテの友人であった。
狂気に陥った詩人レンツ(バリトン)の精神を癒すために、牧師オベルリン(バス)や友人カウフマン(テノール)が、彼をアルザスの山に連れて行った3週間を描いたものだが、看護されたり、教会に祝福されたりしても、彼の狂気は破滅へと進んでしまう。
1幕 75分 ドイツ語