ヨーロッパでは主食として大活躍のジャガイモ。一人平均年70sも食べられているそうです。スーパーで売られているジャガイモの大きな袋をみると、ナルホドと納得。そしてジャガイモの種類もなんだか多い・・・。どれを選んでいいか迷ってしまいます。料理にあわせてジャガイモを使い分けると、味オンチの私にもおいしくできるかも・・・。との期待をこめて、ジャガイモにスポットを当ててみました。ここに挙げた以外にもた〜くさん種類がありますが、スーパーでよく見かけるものを集めています。
グラタン、「蒸かす」「焼く」に向く
ジャガイモたち
Charlotte シャルロット:
表面がつるんとして黄色い。どの料理にも使いやすいタイプ。
Grenaille グルナイユ:
ミニじゃがいも。皮が薄く、丸ごと食べられます。
Ratte ラット:皮が硬く凸凹が多いので、ゆでてから皮をむくといいでしょう。賞味期間が長いので買い置きに便利。
Francine rougeフランシーヌ ルージュ:
赤い皮が目印。しっかりした歯ごたえ。皮ごと食べられます。早くいたむので注意。
Pompadourポンパドール:
風味が抜群。しっかりした歯ごたえ。煮崩れしにくい。ゆでたものをサラダに使うのもよし。
Nicolaニコラ:年中出回っている。ひときわ黄色いのが特徴煮崩れしにくい。
フライドポテト、シチュー、スープに向く
ジャガイモたち
Bintje ビンチョ:
比較的どの料理にも合う万能選手。 特にこのジャガイモで作るフライドポテトは絶品。潰してジャガイモサラダにも。
Samba サンバ:
風味があり、形が整っている。オーブン料理に向く。
その他EstimaエスティマMonalisaモナリザなど
鮮度の見分け方
もちろん芽が出ているのは避けましょう。ジャガイモの芽にはソラニンという有害物質が含まれているので必ず火を通しましょう。芽の部分は完全に取り除きましょう。芽が出ていないものでもできるだけ凸凹の少ないものを。また、色が青っぽい部分は日に当たってでんぷん質が変質してしまったもの。食べるとエグミがあっておいしくないのでおもいきって切り落としましょう。
上手な保存法
冷蔵庫に入れずに光の当たらない涼しいところに置きます。積み上げるのはいたみやすいので厳禁。また、ダンボール箱などにりんごと一緒に入れておくと芽が出るのを防ぎます。買うなら鮮度が長持ちする泥付きのものがおすすめ。
6,7月に出回る新ジャガは、市販の野菜保存袋に入れるなどして冷蔵庫の野菜室で保存します。早くいたむので買い置きは避けましょう。