ボートや馬車で巡る
ブルージュ・パーフェクト・ガイド!
ユネスコの世界遺産にも指定された中世の古都ブルージュ。自分の足で歩くのもいいけれど、運河を巡るボートや蹄(ひづめ)の音を響かせて石畳の道をゆく馬車は、ひときわ味わい深いものがあります。そこでいつもとチョット視点を変えて、ボートや馬車から見るブルージュ・ガイドはいかがですか? ガイドさんの説明(外国語)は、ちょっと…と思われている方でも、ルートをたどりながらバッチリ楽しめること請け合いです!
@マルクト広場 ブルージュ観光の基点。1302年仏に勝利した英雄ヤン・ブレイデルとピーテル・ド・コーニンクの像がある。
A鐘楼 13〜15世紀。366段の階段を昇った塔上からの眺めは素晴らしい。カリヨンコンサートも行われる。
B州庁舎 ネオゴシック様式。1887〜1921年の建設。
Cポールテルスロッジ 15世紀は市民の集会場、現在は国立古文書館。
Dヤン・ファン・アイクの銅像 フランドル派の画家。ゲントの聖バーフ大聖堂の「神秘の子羊」はファン・アイク兄弟の作。
Eブルグ広場 かつては浜辺だったが、城塞が建てられたことから町として発展していった。
F市庁舎 1420年完成のフランドル地方最古のゴシック建築。2階の「ゴシックの間」が有名。
G聖血礼拝堂 二層の礼拝堂の上部には、11世紀末十字軍遠征の際、フランドル伯が持ち帰ったとされる聖血の遺物が納められている。
H旧自由ブルージュ館元裁判所。現在は行政センター。観光案内所もある。
I古文書館 6世紀「カール5世の暖炉」が有名。
J魚市場1821年建築。今も市が行われる。
K救世主大聖堂12〜15世紀、ブルージュ最古の教会。
Lグルーニング美術館フランドル派のヤン・ファン・アイク、メムリンクの作品など。現代アートもある。
Mブランギン美術館英国人フランク・ブランギン氏の個人コレクションが中心。中庭から石の太鼓橋が運河に架かる。
Nグールトフーズ博物館ブルゴーニュ公国の貴族グルートフーズ家の館。中世後期の暮らしが偲ばれる。
O聖母教会ミケランジェロの白大理石「聖母子像」で有名。
Pメムリンク美術館 12世紀に建てられた聖ヨハネ病院を改装したもの。メムリンクの「聖ウルスラの聖遺匣」は「ベルギー七大秘宝」のひとつ。
Qストラッフェ・ヘンドリック醸造所 1546年創業のビール醸造所。
Rベギン会院1245年創設。現在はベネディクト派修道院となっている。
S愛の湖かつてはブルージュの内湾で、ゲントに通じていた。
*現在ブルージュでは、ベギン会院(’98)、鐘楼と市場(’99)、旧市街地区(’00)が、ユネスコの世界遺産に指定されています。
*ボートの営業は、3月中旬〜11月中旬まで(冬季休業)。10:00〜17:00。30分間で大人190BF(4.71)、4-11歳95BF(2.35)
*馬車は、30分間で1,000BF(24.79)、5人迄。
(ボート、馬車のコース、料金はともに2001.8現在のものです)