珍しいジャムはいかが？

　スーパーやマルシェでも、たくさんの果物を目にする季節になってきました。この時期に、ジャムをたくさん作る地元の方も多いとか。

　ジャム売り場を思い出してみてください。いろいろな種類があって、どれにしようか迷ってしまうこともしばしば…。でも結局、いつもと同じということになっていませんか？ たまには違ったジャムを試してみてはいかがでしょう。まず、日本ではお目にかからないジャムをいくつか挙げてみました。

　ｃonfiture de lait（ミルクのジャム）， figues blanches（白いちじく），pétales de violettes（すみれの花びら），

　ｍelons à l'oranges（メロンとオレンジ）， gelée de gingembre（生姜のゼリー）， reines-claudes（スモモの一種），

　ｇelée de coings(カリンのゼリー)， tomates　vertes（グリーントマト），　…ｅｔｃ．　

　このほか，クリスマスの前日に開けて食べる　confiture　de　vieux　garçon　という、砂糖を加えた ｅａｕ-ｄｅ-ｖｉｅ （果実酒を蒸留した酒）に季節毎の果物を漬け込んだ特別なものまで、実に様々なものがあります。

　今の時期に手に入るもので、あなたも手作りジャムを作ってみませんか？　家庭で簡単に作れるルバーブ（ｒｈｕｂａｒｂｅ＝食用大黄、茎の赤い、日本の蕗によく似たタデ科の植物 ）のジャムのレシピをご紹介しましょう。

　

材料…ルバーブ　　１束

　　　　 砂糖　　　　重量の４０％

　　　　 レモン汁 １/２～１個分

　　　　 油 大さじ１

　　　　 スライスアーモンド 適量

　　　　 レーズン 適量

　　１）　ルバーブは、葉と根元の汚れた部分、筋を軽く取ってきれいに洗い、水気をふいて重さをはかる。

　　２）　深めの耐熱容器に、３㎝ぐらいに切ったルバーブと１)ではかった重さの４０％の砂糖、レモン汁、油を

　　　　入れ、ざっと混ぜ合わせる。

　　３）　２)を電子レンジに入れ、６００Ｗで５分加熱する。

　　４）　レンジから出して、スプーンでかき混ぜ、炒ったスライスアーモンドを入れて、さらに５分加熱する。

　　５）　さっと混ぜた後、少量皿にとって冷ましてみて、ドロッとしたかんじになっていれば出来上がり！

　　　　　（水っぽいようならば、４)を繰り返す。ただし，加熱時間は様子をみて調節すること。）

　　　＊ お好みで、レーズンを熱湯につけて戻したものを４)で加えてもよい。

＊　電子レンジを使うので、あまり日持ちしません。早めに食べ切るようにしましょう。

★　ジャムを作る際の注意事項あれこれ　★

　

　

　

　

　
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