アペリティフパーティーのすすめ

 子供の友達のお母さんやご近所の奥様をお茶にお誘いするのもいいけど、ご主人や恋人も一緒にお誘いして家族ぐるみでお付合いをし、仲良くなったほうがより一層ベルギー生活を楽しめます。殿方も同伴となれば、甘いものよりアルコールでのおもてなしですね。気楽に誘えるこちらの簡単アペリティフパーティーを真似してみませんか? 誘われるほうも、アペリティフなら気がねなくお邪魔できます。そして、和洋折衷のおつまみを用意すれば失敗なし。スモークサーモンやきゅうりの細巻き、焼き鳥はベルギー人にも人気があります。ワインとともに(色はお好みで)数種のアペリティフを用意して、今度の週末は近所のお友達を誘ってみませんか?

<おつまみの一例>

プルーンのベーコン巻…種なしプルーンを薄切りベーコンで巻いて、オーブンで焼く。

プチトマトとモッツァレーラ…爪楊枝にプチトマト、モッツァレーラ、オリーブを刺す。モッツァレーラに塩をお忘れなく。

アンチョビーのケープ巻き…ケープを市販のアンチョビーのマリネで巻き爪楊枝に差す。

プチフール…市販のクロワッサンの生地を小さくきり、ベーコン、ソーセージ、スモークサーモンなどを巻いて、焼く。ペスト*をいれても美味。(*ペスト(pesto)バジリックとオリーブオイルをベースにしたパスタ用のペースト。スーパーなどでビン詰めで市販されている。)

生ハムのチーズ巻…好みの生ハムにクリームチーズを塗り、巻く。冷蔵庫で冷やし、いただく直前に一口に切る。生ハムのかわりにスモークサーモンでもいけます。

三色細巻き…きゅうり、お新香、マグロ(またはスモークサーモン)で細巻きを作り、彩りよく並べる。

お客様をお呼びする時間は…

※お茶にお誘いするなら14h15h

※アペリティフなら17h18h頃(日曜日の12h頃アペリティフにお誘いし、1h程度おしゃべりして解散。その後は各自家庭で食事というパターンもあります。)

※ディナーは19h20h

 おつまみだけじゃ物足りないという場合は、このあと簡単にチーズとワインで軽いお食事なんていかが? これにグリーンサラダをプラスすれば、ちょっとしたディナーに変身。

  1. 数種のチーズをお皿に盛り、ナイフを添える。バゲット、ピストレなどのパンと赤ワインをお忘れなく。

  2. 数種のレタス、トマトだけの簡単サラダを添えて、食卓を豪華にしましょう。ドレッシングは、オリーブオイル、バルサミコ(イタリアのお酢)、岩塩など精製していない塩、コショウで。薬味にパセリ、タマネギ、herbes de provenceなどを加える。好みでマッシュルームの薄切り(生で)、チーズ、ベーコンなどを入れてもグッド。

 子供には、スパゲティーやピザを用意しておくといいでしょう。デザートには、自家製ケーキやプラリネ(チョコレート)とコーヒー(夜ならカフェインなしdécaféinéを用意)、ハーブティーがあれば十分。気取らないおもてなしで、多くのお友達をゲットしてください。

 

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