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西洋補助医療事情 その2:オステオパシー [Osteopathie(仏) Osteopathie(蘭)] [歴史] 19世紀後半のアメリカ開拓時代、機械好きの巡業医師ドクター・スティルはある時ふと「人間の体も機械のメカニズムと似たところがあって、筋骨格系が正常であって初めて正常に機能するのではないか」と考えつきました。彼はその後、我が子3人を髄膜炎で亡くしたこと
[効能] 腰痛、頭痛、肩こり、ムチウチ、神経痛などの直接筋骨格系の疾患の他、婦人科、内臓疾患等にも効果があると言われています。また、消化・吸収・排泄・循環・思考などや五感の神経(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)を整えます。ケースにより、数回、あるいは継続的な施術により回復を目指すのが一般的です。
[ベルギーでは] イギリスで教育を受けたオステオパット(施術士)が、最初にベルギーで治療院を開設したのは1970年のことです。その後、国内にも教育機関や協会が設立され、一般への認知度は徐々に高まってきています。キネジセラピストとの兼業が多く、街を歩いていると看板を見かけることも。キネと違い医師の診断書を必要としませんが、その分治療費の保険還付はわずかです。一般医に尋ねれば、適当な治療院を紹介してもらえます。
10.2003
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