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モネ情報

 

 

オペラ

♪ Götterdämmerung「神々の黄昏」
作曲:Richard Wagner(ワーグナー1813~1883)
指揮:Alan Altinoglu
演出:Pierre Audi
公演日:2月4,8,11,15,19,23,26日、3月2日
開演16h 日曜日15h
チケット完売のため、モネサイトから待ち人リストに登録できます。
内容:昨シーズンから2年間にわたる、全4夜の合計約15時間からなる超大作«ニーベルングの指輪»の最終夜。ワーグナーが、Jacob Grimmが出版した『ドイツ神話』からこの指輪4部作の元となる『ニーベルンゲンの歌』などの神話を知ったのは1843年で、彼が最初に台本草案を書き始めた1848年から、この長大なオペラの完成には26年を要した。
ワーグナーは1854年に序夜「ラインの黄金」、1856年に第1夜「ワルキューレ」、1871年に第2夜「ジークフリート」を完成させ、今回の最も長大な「神々の黄昏」は、前作「ジークフリート」の作曲期間と一部重なり1874年に完成された。これまでの全モチーフが豪華に織り込まれたゴブラン織りの様で、四部作中、この最終夜のみに合唱(男声のみ)が登場する。また、プロローグと第1幕の間に休止はなく、各場は管弦楽の間奏によって切れ目なく演奏される。 プロローグ付き 全3幕11場 ドイツ語(休憩:1幕後30分、2幕後60分)
あらすじ

♪ I Grotteschi「イ・グロテッシ」世界初演
作曲:Claudio Monteverdi(モンテヴェルディ1567~1643)
指揮・編曲:Leonardo García Alarcón
演奏:Cappella Mediterraneaバロックアンサンブル
演出:Rafael R. Villalobos
公演日:第1部4月11,15,17,19,24,26日
第2部4月13,22,27,29日5月2,3日
開演:19h、日曜日15h
チケット発売中
内容:モンテヴェルディは≪オペラ≫がまだ生まれていなかった1607年に、ギリシャ悲劇の復活として≪音楽による劇(Dramma per Musica)≫という新しい音楽様式を作り上げ、詩人オルフェオが、冥界に愛しいエウリディチェを探しに行く「オルフェオ」を作曲する。また晩年には、トロイ戦争に行って帰らぬ夫を待つペネローペの物語の「ユリッセの帰還」、ローマ皇帝ネロが、寵愛するポッペアを皇后とする「ポッペアの戴冠」を作曲し、彼の数多いオペラ名作の中からこの3つの代表作を基盤に、モネ劇場が世界初演の新作オペラを創り、2晩に分けて上演する。
この3つのオペラの登場人物は計50人を超えるが、この新作「イ・グロテッシ」では演出家で台本を書いたRafael R. Villalobosが、それぞれの役に複数のキャラクターを持たせて一握りのグロテスクな登場人物に縮小した。時は現代で、コロナ・パンデミックの最中に、外と遮断されながらも家族経営のビジネスに成功したある家族の物語。オルフェオがエウリディチェの死を悼む一方、ペネローペは重病の夫ユリッセを辛抱強く見守り、この状況を利用して、若いネロは野心的なポッペアとともに帝国を掌握する計画を立てるという、それぞれの物語を内包し、家族は喪失感と欲望の狭間で、徐々に息詰まる権力闘争に陥っていく。イタリア語
あらすじ

♪ Bovary「ボヴァリー」世界初演
作曲:Harold Noben(ノーベン1978~)
指揮:Debora Waldman
台本・演出:Michael De Cock, Carme Portaceli
場所:Théâtre National Wallonie-Bruxelles
Bd Emile Jacqmain 111-115,1000 Brussels
公演日:4月12,13,15,16,18,19日
開演:19h(15日、18日は20h)、日曜日15h
チケット発売中
内容:フランス人作家G. Flauber(フローベール1821~1880)は、1856年に発表した小説「ボヴァリー夫人」で文学革命を起こし、彼に対する裁判にまで発展した。日本でも広く読まれ、その後多く映画化されたこの作品は、医師の妻のエマ・ボヴァリー夫人が、自身の存在の空虚さを克服するために不倫をし自殺する物語で、現代においても人々が内包する何かが反応し惹きつけられる。この小説を基に、リエージュ生まれの新進気鋭の作曲家H. Noben(1978~)が作曲、ベルギー人俳優でブラッセル・フラマン劇場長のM. De Cock(1972~)の台本で、1幕のオペラとなった。19世紀のカルト的な小説に共通する情熱を持つこの2人は、この小説の現代オペラ版を作り、今回その世界初演となる。
1幕 フランス語

モネオーケストラコンサート (15歳未満無料、30歳未満10、25ユーロ

モネ劇場オーケストラ、ベルギー国立管弦楽団のメンバーとモネ合唱団、モネ子ども合唱団とブラームス・ラジオ合唱団、ソリスト歌手8人
3月8日20h、9日17h   残席わずか
場所:パレデボザール
指揮:Alain Altinoglu
マーラー作曲 交響曲 第8番 「1000人の交響曲」

モネ歌曲リサイタル  ≪Vocalissimo≫

3月3日20h
場所:モネ劇場 「Lamenti」
メゾソプラノ:S. Tro Santafé
ピアノ・チェンバロ:J. Reynolds
Narratio四重奏
モンテヴェルディ、ヴィヴァルディ、グルック、ベッリーニ 他作曲の歌曲

ダンス

コンチエルティニ


La Monnaie Opera House, Grand Foyer
©Benoît Roland

場所:モネ劇場フォワイエ
開演:金曜日12h30 (開場12h)
入場料:10ユーロ
(シニア、30歳以下、アボンヌモン所有者7ユーロ)

3月7日
管楽器奏者による ツェムリンスキー作曲
「ユモレスク」、マルティヌ作曲 クラリネット、ホルン、チェロ、打楽器のための四重奏曲 他

3月14日
場所:モネアトリエ6階Salle Fiocco
弦楽器奏者による ブリテン作曲 「シンプル・シンフォニー」
ショスタコーヴィチ作曲 室内交響曲

3月21日
場所:モネアトリエ6階Salle Malibran
金管楽器奏者によるルネッサンスとバロック期の音楽

3月28日
H. Noben作曲 弦楽六重奏曲 「Gaïaの星の下で」 主題と即興(2023年作曲)

4月4日
場所:モネアトリエ6階Salle Fiocco
「Misatango」
M. Palmeli作曲「Misa a Buenos Aires」
指揮:E. Trenque
ソプラノ、メゾソプラノ、モネ合唱団、モネ室内アンサンブル、Zinne Tango

4月11日
バロックバイオリン:F. Sonnen
チェンバロ:Jos Van Immerseel
ヘンデル作曲 ソナタ作品1-6番、バッハ作曲 ソナタBWV. 964、1016

4月18日
場所:モネアトリエ6階Salle Fiocco
チェンバロ、オルガン
オルガン:L. G. Alarćonとバロック楽器奏者
Strozzi, Bembo, Cavalli作曲の作品

4月25日
オルガンコンサート
オルガン:B. Prunetとモネ弦楽器奏者
バッハ、B. Mernier 他作曲の作品

*モネ劇場ガイドツァー
モネ劇場の300年の歴史やオペラ制作アトリエを見学できます。(英語・仏語・蘭語)
www.lamonnaiedemunt.be/en/program/1639-guided-tours
日時:9月7日より月1〜2回、土曜日12h
集合場所:モネ劇場裏のアトリエ入口(Rue Leopold 23, 1000 Brussels )
入場料:15ユーロ (30才未満7.50ユーロ)、年間券(アボンヌモン) 所有者無料

8歳からの子どもと家族のためのオペラ座ガイドツァー(成人同伴で8ユーロ) 残席わずか
3月8日10h、14h オランダ語 10h30、14h30 フランス語

シンフォニーコンサート、歌曲リサイタル、ダンス、モネ劇場ガイドツァー、コンチェルティニの来シーズンのチケットは、6月26日から発売されています。

シーズン2024〜25年 オペラ演目と公演日

♪ Siegfried「ジークフリート」
作曲:Richard Wagner(ワーグナー1813~1883
指揮:Alan Altinoglu
演出:Pierre Audi
公演日:9月11,15,18,22,25,28日、10月1,4日
開演:17h 日曜日15h
チケット発売開始日:6月26日(すぐに売り切れますのでお早めにお求めください)
内容:2023-24年のシーズンから2年間にわたる、全4夜の合計約15時間からなる超大作«ニーベルングの指輪»の第3作目。昨年の演出家から代わり、後半2つはPierre Audi氏による演出となる。全3幕 ドイツ語
あらすじ

♪ The Time of Our Singing 「われらが歌う時」
作曲:Kris Defoort(ドゥフォール1959~)
指揮:Kwamé Ryan
演出:Ted Huffman
公演日:10月24,25,27,29,31日、11月2日
開演:19h30 日曜日15h
演奏:モネ室内オーケストラ、モネ子ども合唱団、ジャズアンサンブル(M. Turner, L.Gyselinck, N.Thys, H.Lasure)、ブラッセル子ども合唱団
チケット発売日:8月29日
内容:1957年生まれのアメリカの作家Richard Powersの2003年の小説を基に、Peter van Kraaijが台本を書き、ベルギー人前衛ジャズピアニストで作曲家のDefoortがオペラにした。作曲者の3作目のオペラで、2021年にモネ劇場で世界初演された作品。人種差別、黒人の音楽、第2次世界大戦で使用された核兵器を生み出した素粒子物理などの小説のテーマが、音楽と関わりあう作品。英語 あらすじ

♪ Fanny and Alexander「ファニーとアレクサンデル」世界初演
作曲:Mikael Karlsson(1975~)
台本:Royce Vavrek
指揮:Ariane Matiakh
演出:Ivo Van Hove
公演日:12月1,3,5,8,10,13,15,17,19日
開演:19h30 日曜日15h
チケット発売開始日:10月10日
内容:偉大なスウェーデンの映画監督Ingmar Bergmanの同名の傑作を、同国の作曲家M. Karlssonがオペラ版にした。世界初演。全2幕 英語
あらすじ

♪ Götterdämmerung「神々の黄昏」
作曲:Richard Wagner(ワーグナー1813~1883)
指揮:Alan Altinoglu
演出:Pierre Audi
公演日:2月4,8,11,15,19,23,26日、3月2日
開演16h 日曜日15h
チケット発売開始日:12月19日
内容:2023-24年のシーズンから2年間にわたる、全4夜の合計約15時間からなる超大作«ニーベルングの指輪»の最後の作品。全3幕 ドイツ語
あらすじ

♪ I Grotteschi「イ・グロテッシ」世界初演
作曲:Claudio Monteverdi(モンティヴェルディ1567~1643)
指揮・編曲:Leonardo García Alarcón
演奏:Cappella Mediterraneaバロックアンサンブル
演出:Rafael R. Villalobos
公演日:第1部4月11,15,17,19,24,26日
第2部4月13,22,27,29日5月2,3日
開演:19h、日曜日15h
チケット発売開始日:1月16日
内容:モンティヴェルディ作曲のオペラ「オルフェオ」、「ユリッセの帰還」、「ポッペアの戴冠」の3つを土台に新しいドラマを作り2夜に分けて上演する。
あらすじ

♪ Bovary「ボヴァリー」世界初演
作曲:Harold Noben(ノーベン1978~)
指揮:Debora Waldman
台本・演出:Michael De Cock, Carme Portaceli
場所:Théâtre National Wallonie-Bruxelles
公演日4月12,13,15,16,18,19日
開演:19h(15日、18日は20h) 日曜日15h
チケット発売開始中
内容:フランス人作家フロベールの有名な長編小説「ボヴァリー夫人」を、リエージュ出身のNobenが1幕のオペラに作曲した。フランス語

♪ Carmen「カルメン」
作曲:Georges Bizet(ビゼー1838~1875)
指揮:Nathalie Stutzmann
演出:Dmitri Tcherniakov
公演日:6月3,5,6,7,10,11,14,15,17,18,20,22,24,25日
開演:19h30、(14日、24日は14h) 日曜日15h
チケット発売開始日:4月29日