日本食材 ベルギーで活躍中
先日、JETRO主催の北海道産ホタテプレス関係者向けイベントと欧州連合日本政府代表主催のBon Appétit JAPON 2024のレセプションに参加しました。どちらも日本食材をヨーロッパ人に紹介することが目的で企画されました。 美味しい日本食材で我が家の一品を作ってみませんか? 続きを読む
ベルギー国内235カ所の美術館・博物館に無料で入場できるパスがあります。www.museumpassmusees.be
購入した日から1年間有効で、€59ユーロ。このパスを購入しておくと、カードを提示して入場できます。
また、特別展にも入場できたり、割引額で入場できたりします。
さらに美術館などに電車で出向くとき年に5回SNCBを利用して、コンビニチケットとして、列車の乗車券(スタンダードチケット)が半額になります(www.museumpassmusees.be/fr/sncb)。ミュジーアム・パスのサイトから列車乗車券購入用のアドバンテージ・コードを受け取り、それを列車購入時に入力すると、半額で購入できます。ただし、金曜日19h以降は誰でも往復半額でチケットを購入できるので、コンビニチケットは平日に利用するのがいいでしょう。
こんな嬉しいチケットを利用しない手はありません。早速ネットから購入しました。
www.museumpassmusees.be/fr/achetez/pass-musees
上記サイトに入って、メールアドレスを登録します。
その後、名前や住所、生年月日、メールアドレスなどを入力し、支払いをおこないます。
支払いが完了すると、メールでお知らせが届き、購入したカードをQ Rコードの形で、スマートフォンに入力し使用できますし、€4.95を追加して、カードを送ってもらうこともできます(到着に1週間くらいかかります)。
美術館・博物館への入場は、このカードを提示してチケットを発行してもらいます。
特別展など人気の展示や学校休暇中の見学は、入場制限がある場合がありますので、事前にネットから予約をしておいた方がいいでしょう。
このカードを利用して、芸術の秋を謳歌し、また冬休みや春休みにもあちこちの美術館に出向いて、日本では鑑賞する機会の少ない作品に触れてみるのもベルギー滞在の醍醐味です。ぜひお試しください。
ヨーロッパは冬が長く、夏が短いので、消費電力を節約するため、夏時間、冬時間が設けられています。10月の最終週末10月27日に冬時間が始まります。夜中の3時が2時になって1時間多く眠ることができます。
これは、1976年の石油ショックによるエネルギー節約のため、フランスが始めました。翌1977年はベネルクスも夏時間を取り入れました。イギリスは、第二次世界大戦後すでに始めていたそうです。そして、現在は国連加盟国193カ国中57カ国が夏時間を採用しています。アメリカやオーストラリアなど広大な面積を持つ国は、州単位で実施を決めており、実施しない州もあります。
日本は1948年第二次世界大戦敗北後の連合国軍占領期にGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)指導下で公的に導入されましたが、残業増加や寝不足を引き起こすなどとして不評を呼び、1951年に廃止されました。
最近はデジタル化した時計を使用しているので、自動的に時間が変更しますが、腕時計など時間を設定しなければならない時計の時間を就寝前に1時間遅らせて眠ると、翌朝混乱を避けることができます。
夜遅くまで起きてられる方は、夜中の3時前に携帯の時計と睨めっこしてみてください。3時になる瞬間に2時に変更します。
こんな体験は日本では味わえないですから、翌朝ゆっくり寝られる方は、試してみてもいいですね。
ちなみに夏時間の場合は、3月の最終週末の夜中の2時が突然3時に変更します。睡眠時間が1時間減るのは悲しいです。動物や老人は、この1時間の変化に対応できないそうです。
我々は日本との時差を体験するので、1時間の時差なんて時差ではない、と感じる方もいらっしゃるでしょう。いずれにしても月曜日には正確な時間で行動しましょう。
オステンド生まれのフランドルの巨匠ジェームス・アンソール(James Ensor、1860 – 1949)は、表現主義やシュルレアリズムに影響を与えた20 世紀の先駆者です。彼の芸術は、20 世紀におけるモダニズムの起源と発展を理解するために不可欠で、19 世紀末にヨーロッパの前衛芸術家たちの小さなグループに属した彼は、ロマンチックな英雄主義、外見、平凡なリアリズムから絵画を解放しました。アンソールの人間観は、時に陽気で、概して悲観的ですが、同じくらい叙情的で陽気な場合もあります。彼はイメージ、形、色を現実から独立した方法で使用し、現実の正確な表現が二の次になるようなイメージを作成しました。
2024年は彼の死後75周年で、それ記念してブリュッセルではすでに終わりましたが、生地オステンドをはじめアントワープで展覧会が催されています。この機会にベルギー画家の一面をのぞいてみてはいかがでしょうか。
Oostende, Ensors denkbeeldige paradijs / Ostende, Paradis imaginaire d’Ensor
www.visitoostende.be/en/ostend-ensors-imaginary-paradise
日 時:開催中〜10月27日、10h〜12h30、14h〜18h、月休
場 所:Galeries Vénitiennes
Corner Zeedijk / Parijsstraat, 8400 Oostende
入場料:当日€12、前売り€11
25歳までの学生・身障者+付き添い1名€6
18歳未満無料
展覧会会場横に公園があるのですが、その中になんと日本庭園があります。「こんなところに日本が」と嬉しくなりますね。蓮の浮かんでいる亀の形をした池の上にできた木の道が四方八方に広がり、日本風情を味わえます。この公園は「Shin Kai Tei」と呼ばれます。Shinは「深い・明晰な・博学な」、Kaiは「海」、Teiは「庭・聖域」を表します。日本語では「深海庭」と書くのでしょうか。自然の中で平和を感じる憩いの場です。ぜひ立ち寄って見ましょう。
Japanese Garden
www.visitoostende.be/en/japanese-garden
日 時:土・日10h〜18h(イースターから秋休み期間)
フランダース地方の学校休暇期間(クリスマスとカーニバル以外)毎日
場 所:Koningin Astridlaan 1
8400 Oostende
アントワープでのアンソール展
https://visit.antwerpen.be/en/activiteit/ensor-in-your-wildest-dreams
日 時:開催中〜2025年1月19日 月、火、水、金10h〜17h、木10h〜22h、土・日・祭10h〜18h
場 所:KSMKA (KMSKA: Koninklijk Museum voor Schone Kunsten Antwerpen)
Leopold de Waelplaats 1, 2000 Antwerpen
入場料:大人€20、26歳未満€10、18歳未満無料
以下「フレンズ 帰国生 母の会」の案内です。
「フレンズ 帰国生 母の会」は1983年設立の海外赴任経験のある母親達によるボランティア団体です。
当会では、帰国生に関するメール相談や電話相談を無料でお受けしています。
また、海外で子育てを経験した母親たちが実際に学校訪問などをして集めた情報を基に作成した「母親が歩いて見た帰国生のための学校案内(首都圏版)2025」を毎年9月に発行しております。
入試情報の他、帰国生へのインタビューなど、帰国生受験に役立つ情報を掲載し、帰国生のご家庭から好評をいただいています。
製本版とPDF版があり、どちらも3400円です。製本版は別途送料を申し受けます。
当会ホームページ(http://fkikoku.sun.bindcloud.jp/school_information/books.html) の他, 電話(+81-3-6633-4096)やamazon.Japanでもご注文いただけます。
ご検討のほど、宜しくお願いいたします。
ビールの国ベルギー。ビールなしでは話になりません。ビール好きの皆さんは日頃名の知れたビールを味わっているでしょうが、この週末に開かれるベルギービール・ウィークエンドでは、約50の醸造所がつくる500種のビールを味わえます。あまり手に入らないビールもあります。ビール仲間と共に出かけてみてはいかがでしょう。
販売はビールのみですので、チーズやサラミ、チップスなどおつまみ持参がいいでしょう。
リュックサックや大きなカバンでの入場はできません。手軽な袋におつまみを詰めて出かけましょう。
入場料は無料です。ビール購入用のジュトンを購入して、ジュトンと引き換えにビールを受け取れます。残ったジュトンは手数料€1で払い戻しができます。
参加醸造所は、下記サイトをご覧ください。
www.belgianbeerweekend.be
ベルギービール・ウィークエンド
日時:9月6日(金)〜8日(日)
金18h〜22h30、土12h〜22h30、日12h〜20h
日曜日12h 15から醸造家のパレードがあります。
場所:ブリュッセル・グランプラス
今年は工事のため、夏に開催される王宮の一般公開はありません。残念ですが、来年まで待ちましょう。
王家に関する情報は、下記のサイトから得られます。子ども用の説明サイトもあり、ベルギー王家に詳しくなるチャンスです。一度覗いてみましょう。
https://www.monarchie.be/en
1971年から始まったフラワーカーペットは、今年23回目を迎えます。ブリュッセル・グランプラス1680㎡に敷き詰められた花びらで、今年はどんなデザインが用意されているのでしょうか。テーマは「オセアン・コルニールによるはかない創造」で、リエージュのアーティストの作品となります。恒例のベゴニアの他に今年はダリアも使われます。
開催は、8月15日(木)午後からですが、朝から訪れると100人以上のボランティアの人たちによる敷き詰め作業を見ることができます。晴天を期待して、出かけてみましょう。
写真は、2016年にベルギー・日本友好150周年を記念して用意された日本柄のカーペットです。
フラワーカーペット
日時:8月15日(木)〜18日(日)
場所:ブリュッセル・グランプラス
ブリュッセル市庁舎のバルコニーからの見学もできますが、チケットは完売です。
市庁舎の塔からの見学も可能です。こちらはまだチケット購入可です(前売り€8)。