欧州のお菓子の歴史は1000年にも及びます。
中世のお菓子の中には今でも伝統的に継承されているものがたくさんあります。
プチポワではエノー州を皮切りに、昔からある地方の名物お菓子をご紹介!
立ち寄った町で、伝統の味にこだわってみるのも旅の醍醐味?!
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← タルト・オ・マトン La tarte au
maton
フロベク(Flobecq)、エレツェル(Ellezelles)、エンヘン(Enghien)などの町で見かける。『マトン』とはぐるぐる渦巻きの意。一番古いレシピは1510年にさかのぼるが、12世紀の歌の中にはすでに登場している (ほぉ〜!今も変わらないなんて感激っ!!)。 |
ボーモン風マカロン → Le
Macaron de Beaumont
ボーモンという町で誕生。直径約4センチで丸い。アーモンド、卵白、砂糖でできており、軽い口当たり。1667年に初めて作られたといわれているが、1814年7月8日(って、えらく具体的!?)ボーモン市長がフランスのルイ18世に献上したのが始まりとも言われている。 5世代に渡って当時のマカロンに こだわり続けているお店 Ê Maison
Pierre Solbreeux-Coppée rue
de Binche 6 6500 Beaumont |
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← トゥルネー風ワッフル La
gaufre fourrée de Tournai ゴーフレットとよばれる、バターたっぷりの薄めの2枚のワッフルの間にバニラクリームやブラウンシュガーのクリームがおしみなくはさんであるトゥルネー名物(たまんなぁ〜い!!)。 100年の伝統を守り続けている工場 (見学要予約)Ê Marquette rue
du Serpolet 11 7522
Marquain Tel : 069-84-51 15 |
クニュー Le
cougnou ワロン全地域にあるが、特にエノー州に見られ、クニョールといわれることもある。ブリオッシュ生地でできており、干しぶどう入りもある。サンタクロース、赤ちゃん(キリスト)などの人型が多いが、動物、花などの型も見られる。クリスマスの朝に食べる甘いパン(砂糖菓子がかわい〜んだよね)。 |
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