ベルギーでも原発事故
3月18日、ベルギーの原子力発電所Doel（西 フランダース州）で、水力ポンプの不良が 見つかり、すぐに修理された。電力会社 Electrabelによると、発電所には複数の非常 ポンプがあり、この故障による発電所運営 に影響はなく、また、修理作業員をはじめ 近隣の住民への被害もなかった。国際原子 力事象評価尺度（INES）により、この事故はレベル2の事故と指定された。

ここにも課税
連邦政府は、ファーストクラスとビジネスクラスの航空券に新た
に税金を賦課する計画があると発表したが、官僚評議会は調査班 を設け、この新課税が妥当なものであるかどうかの判断をする。
長距離のエコノミークラスへの課税についての案は、すでに却下 されている。また、2009年のルテルム政権ですでに浮上してい たBrussels Airport（ザベンテム空港）発着分への課税案は、航空 業界とワロン地方、フランダース地方の強い反対で実現していな い。

言語戦争ではない？
N-VAメンバーのVic Van Aelst弁護士は、フ ランダース地方ではフランス語をやめて英 語を学習するべきだと意見を述べた。ワロ ン地方ではすでに180年前から英語を第2言 語として学習しており、フランダース地方 でフランス語を学習することは、フランス 語圏の人々とフランス語で話すための限定 的な理由にすぎない。またこれは、フランス語圏の人々に対する
挑戦ではないとコメントした。

新中学生の動向は
4月6日、ブリュッセル・ワロン地方教 育相Marie-Dominique Simonetは、現時 点で63の中学校で、2011年9月の一年生 入学希望者が定員をオーバーしていると 発表した。しかし、今後入学までには、 希望変更、引越、小学校課程修了試験不 合格などの理由で中学入学者の数が流動 的になるため、定員オーバーの学校でも 定員に満たなくなる可能性も出てくると 見られている。