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ベルギー留学日記 その10!bel_flag

 ベルギー滞在10ヶ月目! 試験期間も終わり、帰国が着実に近づいてきてる…。最近はバスに乗っていても「この景色を目にするのもあと少しかぁ」とか、友だちと会っていても「もうすぐでお別れかぁ」とシンミリ気分になっちゃう。日本に帰りたいという気持ちはあるものの、やっぱりまだまだ帰りたくなぁ~い!

5月初旬。日本から両親と姉がベルギーに来る。ちょっとした街の光景にいちいち感動してて、私が最初に感じた新鮮な感覚を思い出せた。普段生活していては慣れてしまってもう気づかないことだから、今回、自分のいる環境に改めて感謝できた。

5月末。いよいよBlocus(試験勉強期間のため家に引きこもること)の始まり。といっても、両親との旅行から戻ってきた次の日がフランス語のテスト…! 飛行機+電車の中だけで勉強、という家に引きこもる事もなく試験開始。そんな状態で受けたテストは見事撃沈(苦笑)。その他には6月初旬に2つのテストがあったけど、分厚いシラバス(補助教材)を全部読み終えるだけでカナリの時間を消費しちゃう。そこから情報をまとめて頭に詰め込んでいく。外国語で勉強するというのは大変な作業なんだということを、最後に改めて痛感した。でも、ルームメイトと勉強したり、友だちの家に勉強しに行ったりと、楽しく過ごせた♪

yoriko_july6月2日。Blocus中といったって遊びに行きたいわけで、特にこっちでの生活が限られてる留学生は少しの時間を見つけては一緒に集まる。この日は、ブリュッセルのスタジアムで、ベルギー対ポルトガルのサッカー親善試合があった。他のヨーロッパ諸国に比べてベルギーのサッカー熱は冷めてるものの、せっかくの機会だから試合観戦しに行った☆ 最初に驚いたのはメトロの中。試合観戦者でメトロが埋め尽くされてる! しかも、90%がポルトガル人(もしくはポルトガル応援者)! ベルギーにこんなにポルトガル人いたのか-。彼らのサッカーに注ぐ愛情はやはり桁違いで、メトロの中から騒ぐ騒ぐ! 応援歌を歌っては「ポルトガル!」と叫びまくってお祭り状態。スタジアム内の熱気も凄まじかった! もちろんベルギー応援組も沢山いた。普段はフラマンとワロンで分かれているせいか、あまり1つの国としての国民性を感じることがないけど、この日ばかりはベルギー国旗を身にまとい、皆が「ベルギー」を背負っていた。私も、もちろんベルギー応援☆ ポルトガルに敵うわけないとわかりつつも、負けずに頑張って応援してきた♪

 

この1年間、授業から学ぶ知識だけでなく、生活全体から学ぶことが本当に多かった。ベルギーの、世界を凝縮させたような多文化社会の中で生活し色々な人に会うことで、色々な考え方や生き方を吸収することができたし、日本にいては遠い存在に思えるヨーロッパも身をもって近くに感じる事ができた。

 ベルギーは、フランスのような華やかさはないし、イタリアみたいにお洒落でもない。スペインのような情熱もなければ、ドイツのように整頓もされていない。なんだか田舎くさくて、からまわりしてて、どんくさい。でも、そんな不器用な感じが私には愛おしく思えて、この国の魅力かなと思う。そんなベルギーが、私は大好きなのです。そしてここで1年間生活できたこと、本当に幸せに思います。多くの人に出会えたこと、そして多くの人に支えられたことへの感謝をもってしめくくりたいと思います。ありがとうございました。