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駐在員主婦エッセイ 暖房費節約術! ベルギーは北海道と似たような気候で、暖冬が続くとはいえども関東から来た私にとってはとても寒く感じます。よく冬場なのに半袖や薄着で歩いている人を見かけますが、体感温度が日本人とは違うのでしょう。 我が家の暖房、湯沸しの燃料は重油。家の地下に大きなタンクが埋まっており、十一月にこの冬を越せると言われた量、千五百ユーロ分を入れました。そしたらなんと、三ヶ月で使い切ってしまったのです！ 各部屋に温水ヒーターがあり、タイマーで動かしているのですが、家全体を暖めるので、夜寝室しか使わないのにリビングにもついていたり、昼間私一人なのに家全体に暖房していたりはしばしば。日本の狭い集合住宅から脱出して広い一軒家と大喜びしていましたが、やはり一軒家は経費がかかること。又、日本より重油の値段はユーロ高も加え高めの感じがします。 そこでプチポワスタッフに節約術を聞いたところ、使わない部屋の暖房を完全に切るのではなく、温度を下げる程度にしたほうが良いとのこと。なぜなら、ベルギーの家は石でできているので、一度冷えると暖めるのにものすごいエネルギーを必要とするからだそうです。プチポワスタッフが一度実験した結果、昼間暖房を切って夕方から入れるより、温度を一定にして入れっぱなしにしたほうが、燃料の使用量は少なくて済んだそうです。ただ、夜（二十二時～六時くらい）は、十八度くらいにしたほうが健康のために良いようです。地球温暖化の時代、この三ヶ条を実践されてはいかがでしょうか？ 節約のための三ヶ条 |
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