1 月1 日 元日
jour de nouvel an / nieuwjaardag

現行の太陽暦として世界各国で用いられているグレゴリオ暦で1 年の最初の日に当たり、この日の朝を「元旦」と呼びます。日本では1949 年からこの日が「年の始めを祝う国民の祝日」となっています。日本
の神社は初詣客でにぎわいますが、ベルギーでは･･･？
元日当日は、いつもの休日と変わらずシーンと静まりかえっています。祭日なので会社やお店はほとんどがお休み。ところが、前夜大晦日（reveillon de nouvelan / oudejaar van nieuwjaar）はというと、家族で祝うクリスマスと違い、主に友人同士でパーティーを開き
大騒ぎをします。ホテルやレストランでは特別メニューが用意され、どこも予約でいっぱい。ちょっと遅めの夕食を20 時頃から始め、新年を迎える0 時にはシャンペンで乾杯します。ブリュッセル公園（Parc de Bruxelles）では、新年を祝う花火が上がります。
リエージュでは、元日に家族でシュークルート（キャベ
ツの塩漬け、豚肉やソーセージなど）を食べる習慣があり
ます。1 年間お金に困らないようお皿の下、手やポケットの
中に小銭を入れて食べるそうです。フラマン地方では、子
どもたちが1 年の抱負を書いて、家族や親戚の前で発表し
ます。
祭日は元日のみ。翌2 日からはいつもの生活が始まり、お店は平常通り営業します。現地の学校は年によって2 日から始まります。新春のバーゲンは、1 月2 日（土）から。